当時、学生運動が盛んであった日本では、岡林信康、高田渡、遠藤賢司、加川良などがギターを弾きながら歌う反戦歌「プロテスト・フォーク」が全盛期を迎えました。
1970年代になると、吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげる、かぐや姫といったシンガーやグループが政治性のない曲を発表し始め、新しいフォークという音楽のジャンルを確立しました。
またそれは、歌謡曲から始まり現在のJ-POPへと繋がる日本の音楽シーンの流れの中での、大きなターニングポイントでもありました。
そして、その重要な場面で主役を担った楽器がアコースティックギターでした。
50年以上の時を経た当時のギターがその輝きを放ちつつ、ここにあります。
見て・触れて・弾いて当時の人たちに思いを馳せ、長きに渡る時間が紡いだその音をご堪能ください。
世界最大の楽器メーカーYAMAHAが
1966年に初号機FG180/FG150を誕生させた
アコースティックギターの2大巨頭として君臨するマーティンとギブソンに対し、様々な楽器作りで培った独自のノウハウと技術を活かした、YAMAHAスタイルの追求でチャレンジした。 そして、「ボディを薄く」「スケールを短く」「ネックシェイプを細くする」等の工夫を凝らし、日本人の体格に合わせたYAMAHAならではのギターを完成させた。
【当館保有機種】
1968年からの10年間に作られたほぼ全ての機種を保有
【赤ラベル期】(1968年〜1972年)
FG110 / FG140 / FG150 / FG180 / FG230 / FG350
【緑ラベル期】(1972年〜1974年)
FG130 / FG160 / FG170 / FG200 / FG240 / FG250 / FG280 / FG340 / FG360 / FG440 / FG450
【黒ラベル期】(1974年〜1975年)
FG120F / FG150F / FG180J / FG200J / FG250F / FG300J / FG350F / FG350J / FG400J
※1966年〜1967年は、ライトグリーンラベル期
【主な使用者】
国内では、ゆずの岩沢厚治、遠藤賢司、福山雅治 竹原ピストルらが。国外でもボブ・ディランやジェイムス・テイラー等が使用。
1972年マーティン社と日本国内総代理店契約。1975年から「Cat’s eyes」の生産・販売を開始
1970年「ハミングバード」のブランド名でアコースティックギターの販売を開始。1975年に「Cat’seyes」にブランド名を変更する
【当館保有機種】 CE250
「MORRIS持てばスーパースターも夢じゃない」はアリスの谷村新司による深夜放送での名セリフ
1967年芳野楽器としてアコースティックギターの製造を始める。1972年社名をモーリス楽器製造(株)に改め「MORRIS」ブランドの生産・販売を開始
【当館保有機種】 F18
フォークブームに乗ってバイオリンメーカーもアコースティックギターの生産・販売に参画
創業明治20年の歴史を持つバイオリン製造会社が1970年代に「SUZUKI」のブランド名でアコースティックギターの生産・販売を行う
【当館保有機種】 F-90
Dionと言う会社が1970年代に立ち上げた
「Hamox」ブランドのギターは、1970年代にヤマキ楽器と八潮楽器がその製造を手掛けた。今のアコースティックギターでは珍しい0フレット仕様のものがある
【当館保有機種】 F1001/1201T
限定日での開館となります。
土曜・日曜・祝日を基本とした 限定日での開館となります。
来館時に現金でお支払いください。
● 1名様:1,500円(1Drink/self)
● カップル割:2,500円 (1Drink/self)
● グループ割(10名まで):代表者の方がご予約ください。
※ 1名増えるごとに1,000円 / 1名の料金がかかります。(当日のお支払)
※ 後の予約がない場合は、当日の延長も可能です。
その場合の追加料金は、1名様の場合が1,000円 / 1時間、カップル割の場合が1,500円 / 1時間となります。
※ 表記の料金は、消費税を含みます。
完全予約制となっております。
一組(グループ)または1名様で 1時間の完全貸切制です。
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※その際、当館の電話番号をお知らせいたします。